南トラ臨時情報と総裁選
総裁選のニュースを見ていて雑感。
南トラ臨時情報の注意を受けてとした岸田総理外遊取りやめは、実質は総裁選不出馬表明のためだったのではないか?
その理由付けとして、臨時情報を利用したのではないだろうか。
巨大地震注意は普段の生活を続けながら注意するというもので、外遊取りやめてまでの対応は明らかにやり過ぎ、過剰反応との意見が当時、地震学者にも多かった。私もそう思った。好意的に見れば、災害対応の重要度を大きく捉えているのか?とも感じた。
この時点(先月8日)では、退陣の意向は出ていなかった。総裁選不出馬表明は8月14日。
外遊の直後に「退陣します」というのは、普通はあり得ない。相手国にとって大変失礼なことだからだ。
8日にまだ退陣の意向を決定していなかったとしても、出るか出ないか迷っている状況ではあったのではないか。それなら外遊は行きたくないはずだ。
そんな時に、タイミングよく臨時情報が出た。
いくら考えたところで、本当にそうかどうかは本人や側近にしか分からない。仮にこの機に乗じてということなら非常に酷い。
地震について国民に正しく伝えることを、どう考えているのか。
あの外遊取りやめを見て「そんな大変なことなのか」と過剰反応させられた自治体、市民がいたかもしれない