文庫版の表紙を作ってみよう
という授業があって
(僕の出身大学は美術系の大学ではなかったんだけど、夏の集中講座で、どっかの美大の先生が来て開講していた授業だった)
課題図書から一冊選んで、コラージュじゃなくて、ちぎり絵じゃなくて、とにかく描くんじゃなくて素材を切り貼りしてデザインする授業で
吾輩、もちろん、星の王子さまを選びましたよ、えぇ、大好きですからね。
で、表紙作って、あとチラシも作って。
(画像はチラシの方のデータ)
文庫版……と考えたときに、大人に向けて作ろうと思った。文庫本を読むのは大人だと思うから。星の王子さまを大人に届ける表紙にしよう、と。
で、先生が「星の王子さまは児童文学だけど妙に哲学っぽい小難しい言い方をしてて、このデザインにはその感じが表れている気がした」って評価してくれて、
そうです、その哲学くささを出したかったのでござる!と、とても嬉しかった!
っていう思い出話。