かつてナチスと同盟組んでいたこの国は、何の反省もせんまま無関心を貫いた結果、「優生思想」が今でも常識の様に扱われている(優生思想の恐ろしさは、その「単純さ」だ)。
ヘイターを一人一人見つけ出して咎めるだけでは到底解決しない(そもそも、咎めても反省する人間がどれだけいるだろう?)。
また、子どもたちに「差別はいけません」と教えても「差別とは何か」とは教えられていないのが現状ではないだろうか?
差別とは「自分の力ではどうする事も出来ない状況」に「最初から置かれていて」なおかつ「不当な扱いを社会から受けている」状態だと僕は考える(だから「不当な差別」は言葉としておかしい。差別そのものが「不当」なんだ)。

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差別の解消に異を唱える者は「不公平」だという。「障害者が優遇される」「外国人が優遇される」。それなのに「健常者の日本人には何の恩恵も無い」と。自分に「心身が健康である特権」や「強制送還に怯える必要が無い特権」を有している事を棚に上げる。「差別がなくなると困る俺たち」をいくら主張しようが、あなたの生活は楽にならないだろう。

差別者も、僕を含めた「反差別」な人たちも、「差別を生み出す社会構造」に目を向ける必要があると思う。

スタートラインが「ずっと後ろ」に引かれていたり、そもそも「引いてすらもらえない」人たちがいる。さらに、健康や日本人やストレートという「特権」を持っていながら、障害者や外国人や性的マイノリティなどが「当たり前の権利」を持つ事すら許さない。

それが「差別」だと僕は思う。

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