なんかの「業」 ※『光る君へ』の話
ひとの命は儚いしさ、「妾妻は耐えられない」って以前は言ったけど、「妾妻でもいい」と翻意した時にはすれ違っちゃったし、それなのに近くにいてラブぶつけてくるし、ままならないなぁ……という気持ちはあるだろうけど、それは「業」か?あれか?自分たちが願ったようには一緒に在れないけれど、離れられもしないまひろと道長の人間関係が「業」って話か?
そういう意味でなら道長バイビーして越前行って、新しい言葉や文化や新鮮なウニに触れていた時はイキイキとはしてたよな、まひろ。
私からしたら「お前ら常に相思相愛じゃん、なんの問題が?」状態なのね、まひろと道長。
でもまひろと道長自身が婚姻や嫡妻を目標としているならウン……「叶わないのに好きではなくなることもできない、手に入らないのに好き」ってことにはなるのかなぁ……。
「自分の愛するひとです」って公にして広く認められないのなら……できないのかなぁ。さすがにそこまで倫子に酷いことはできないって話?マッハ出家もだいぶ酷くない?
ジメッとした状態を捨てて「あばよ!」キメることにした、って意味では海辺ダッシュは「もう道長のことは諦めるんだ!物語に綴って、やれる限りを形にした。もう違う人生を歩むんだ!」というしがらみからの「羽ばたき」なのかとは思う。