敗北感を味わって傷ついて…Coccoが歌い続けるワケ 新アルバム収録の楽曲「2・24」に込めた思い - 琉球新報デジタル https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1022403.html#google_vignette
“―名護市辺野古の新基地建設に伴う埋め立ての賛否が問われた県民投票の日「2月24日」を意味する曲「2・24」に込めた思いは。
「『2・24』は県民投票が行われる直前に、できる限りの自己防衛というか、自分を防御する盾を作ろうとして生まれたんだと思う。(辺野古の新基地建設に)ノーと言っても結局、国のイエスの答えは覆せない。(私も)40歳を過ぎてあきらめることがいっぱいある。それでもノーと言うんだけど、そのたびにすごい敗北感を味わって、傷ついて、泣いた。でも、自分の子どもと同じくらいの選挙権を得たばかりの子たちは『ノーになるかもしれない』と本気で信じている。それを見たときに、この子たちがまたショックを受けて泣くことになると思った。この子たちが泣くことになる現実を受け止められない」”
“―県民投票の翌日から実際に土砂投入が始まった。
「ノーっていう気持ちを持ってきたけど、やっぱりそうなるんだっていう感じ。国が変わらないなら、自分の許容範囲を広げるしかない。みんなどんどん自分の殻を厚くして鈍感にしていかないと(受け止められない)。私は辺野古のニュースが流れていても見られない。『大丈夫、こうなることは知っていた、大丈夫だよ』と自分を守るので精いっぱいになる」”
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