ドイツ大使館の日本語ポスト、「今更お前らがそれを言う?」なところは極めて酷いけど、そこに引RTで「お前らのせいだろ」「お前らは昔も今もファシズム国家」みたいな言葉が飛び交うのもなかなか厳しい。
私は日本について、ドイツほど戦争責任や大虐殺の過ちに向き合ってきたと思えない。天皇制がしゃあしゃあと残っている時点でとんでもない。
まして外務省はイスラエル外務政務局長の表敬を受けたというポストに、あろうことか「ガザ」と「パレスチナ」のタグを入れている。酷すぎる。
パレスチナの人々がイスラエルとシオニズム加担国、加担企業によって肉片となって飛び散っている中、何をどうしたらそんなにも極悪非道なことができるのか。
そうしたことを思うと、ドイツ大使館への怒りの言葉はブーメランだ。もちろんドイツ大使館へ意見を伝える多くの人は日本政府への批判も大いにされているだろうと思う。
「おいドイツ!」の怒号は、自分の立場性をまざまざと示してくる。おれらも全然加担者ではあるじゃろ……
これ誤解させてしまったかもしれないのだけど、「お互い様なんだからドイツに文句言うな」って話では全くないです。
抗議する時に自分のポジショナリティを棚上げして、無謬な上から目線で「断罪」するかのような語り口にはモヤモヤする。自分のことも省みて言いなよ……と思っているという話。
「善悪」を部外者のようにジャッジするのはどうかと思う。加害当事者として己を省みないのかい?
糾弾に酔いしれているような雰囲気を感じることがあるから、「待ーって待って待って」と思っている。