前回の帰省中に家片付けてたら
小学校低学年の時の作文やらなんやら出てきたのでちょっと目通すと、平和教育に関する提出物の「戦争をなくすにはどうしたらいいと思いますか?」の回答欄に優しさとか思いやりとかではなく「差別をなくさないといけません」って私の字で書かれてたんだけど、賭けてもいいが差別がどういうものかまったく理解してないあの頃のガキンチョがこれ書いてるってことはつまりそう教えてくれた人がいたんだよね 当然それは毎年慰霊の日が近づくと学校に招かれていた沖縄戦体験者の方々に他ならないんだけども。
この時の私はただ聞いたことをそのまま書いて先生に提出しただけで言葉の意味も重みも感じてなかったと思うんだけど
今こうして振り返ってみて、表向きは平穏に見える狭い世界に生きる幼い私達に対して、平和と反戦のためにはお友だちに思いやりを持つとか嫌がることはしないとかそんな伝わりやすいだけで芯からズレた言葉でごまかさなかった先達に胸が詰まる