歴史と人間の暴力を丁寧に描いてきた人が評価されるというのがとても嬉しい。
「日本人」のわたしの立場で言うのは難しいのだけど、光州事件や日帝支配、その後の朝鮮の分裂、その間の弱いものに振るわれ続けた暴力、日本の今の迷走と没落も含めて、この一連の歴史から今のイスラエルや西側諸国のひとたちが学ぶものがあって欲しいって思う。
ノーベル賞自体に疑問もあるけど、受賞することでとりあえずは一気に国内外で読者が増える。希望があるとするとそこ。
オリエンタリズム消費もされるのだろうけど、いつの時代もそこから普遍へと接続を試みてきた人たちの奮闘があって、今読めるものも知れることもたくさんある。
徐京植さんの言うところの、マスターナラティブとカウンターナラティブの話だなと思う。植民地主義やその支配の歴史も白人植民者側の視点や立場から語られて来たものばかりな中で(否定にしろ肯定にしろ)、小さな声や存在を丁寧に掬い上げるようなカウンターナラティブの静かな革命は続いていたのだと思う。それが目に見えるようになってきた。という感じがする。
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「日本人」のわたしの立場で言うのは難しいのだけど、光州事件や日帝支配、その後の朝鮮の分裂、その間の弱いものに振るわれ続けた暴力、日本の今の迷走と没落も含めて、この一連の歴史から今のイスラエルや西側諸国のひとたちが学ぶものがあって欲しいって思う。