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地元を懐かしむセンチメンタルな文です 

自分は地元やその周囲の地域にもうほとんど関わりがなく、知り合いや友だちもほぼいないのだけど、いよいよ実家が片付けられるようで、郷愁を感じています。
親元にいた間はいちども引っ越したことがなかったので、生まれてから大学進学するまでの18年+22〜26歳までの4年、計22年間住んだ、もうボロボロのマンション。マンションまわりにあった幼少期のお気に入りの木やアリの巣スポット、行きつけの犬(知らない家なのに勝手に触りに行っていた犬。むかしは外に犬小屋を持つ犬が多かったので)、公園、図書館、大きめの本屋、学校、駅のまわり、ローカルな電車の路線風景、長くバイトしたカフェ、友だちの家だったところ。全部、わたしの思い出とは違っていて、無くなったり姿を変えたりしています。郷愁じたいは多くの人が持つ感情かもしれないけど、すべての思い出は伴う感情も含めて自分固有のものと思うと、閉塞感のせいなのか苦しくなります。それもいつか全部消えちゃうんだね。

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