インテリアが気になる、トリアーの「キングダムⅠ&Ⅱ」の感想
デンマークの作品だから家具がめちゃくちゃ豪華。だからってことはないかもだけど、デンマークの名作家具とよばれるものが目白押しなのは確かです。
用務員室みたいな部屋にハンス・J・ウェグナーかジョージ・ネルソンかのディベッドが置いてある気がするし、院内はルイス・ポールセンの照明、フィン・ユールやアルネ・ヤコブソン、ボーエ・モーエンセンの椅子がゴロゴロしています。インテリアにこだわった美しい室内の映画ってわけじゃないのに贅沢ですね。
もしかして90年代のデンマークの病院ってこれがスタンダード? それとも「王国」らしくナショナリズムの強さをインテリアでも表現してるってこと……?