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長年、行きたい行きたいと思い続けていた、岡山県笠岡市にあるカブトガニ博物館に行ってきました!
カブトガニは岡山県笠岡市あたりから、福岡の北部沿岸あたりまでにしか生息していない、海にすむ、カニよりクモに近い種です。
笠岡市はカブトガニ保護が盛んで、博物館は保護地区のそばにあり、観光もカブトガニで盛り上げ、カブトガニまんじゅうなどのお菓子もあります。

初の生・カブトガニ!
だいたい雌雄がつながってわしゃわしゃしていました。後ろがオス。でも、ときどきオス二匹のつながりもある(写真一枚目のうしろ二匹は、形から見てたぶんオス)。メス一匹にオスたくさんの電車ごっこ状態のときもあるらしい。
これはもちろん産卵のためなんだけど、年中この状態で番っているそうだ。なんで……
飯はメスが優先で食べ、食べ残しを後ろのオスにまわすが、全体的な進退など動きのコントロールはオスがしているとか。

とにかくたいへんキャッチーな形です。
この丸くカブトに見える前半内部に卵管が張り巡らされていると展示で見て、驚きました。ただの鎧だと思ってた。カブトっていうから…
タイではカブトガニを食べるそうなんだけど、それもメスだけで、このカブトのとこを割って中の卵を食べる感じなんだって。

カブトガニ博物館は平成二年にオープンし、それ以来、展示のおおまかな構成を変えていないようです。ところどころ懐かしい感じもし、古い博物館大好きなのでじっくり堪能しました。

これは卵の中で回転する(必ず尻からでんぐり返しだそう。おもしろい)カブトガニの模型。照明のせいでSFぽい。
この時期、もうすでにカブトガニ型だけど尻尾はありません。
卵内で四回も脱皮してから出てくるそうです。

カブトガニはカニじゃないです!って言っているわりには、カニグッズコレクションが展示されていたりとカオス感もあります。
これらは元川崎医科大学現代教育博物館副館長だった、故 松本邦夫先生のコレクションだそうです。
いいコレクションだけど、なんでカブトガニ博物館に寄贈したのかな……

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