君たちはどう生きるか 感想(とりとめないネタバレ、他作品への言及もある)
死や墓のイメージはゲド戦記的印象がやっぱり強かった 人を押しつぶさんばかりの大きな石とか、石垣とか
主人公の母の最後の選択は最近ようやく読んだ「あなたの人生の物語」を思い出したな…前向きトラルファマドール的…
私の性格がよくないのだけど。大おじさんの積み石を見た瞬間、そんなもん気にするなよ…と主人公に言いたくなっちゃったし 主人公の選択や意志には好感を持った
あの石をむちゃくちゃにして世界を壊したインコ大王(だっけ…)にも少し好感がある
それがこれまで作り上げられ私も好きなジブリの作品の数々だったとしても
ナウシカによる、墓所の主への拒絶と通じるところがあると思うけど、インコ大王の所業のほうが自然に感じる
インコたちがたぶん私たちに似ているから
石を組みながらペリカンの惨状は見えてたのか
血を分けた家族に引き継ぐ契約だというからあの家族や家にいるおじいちゃんやおばあちゃん達も一部協力/加担して今は忘れてるのかなー アオサギは向こうとこちらを行き来して人を招く役どころだったのかな
おじいちゃんは鍛冶屋っぽかったね
世界観の謎もいろいろと想像して楽しめるけど、それよりも、あの場面この場面がもう一度見たいと思う
そんな感じ…
月初あたりに入手した 君たちはどう生きるか のパンフレットをじろじろと眺めていて 描いてみたいなと思ったのでサギ男のらくがき
こういうキャラじゃないと思いつつ 主に首回りとかどうなってんのかな…とか場面によっては足が人間風に曲がってるんだなーとか思いながらのらくがき
おじさんの顔がのぞいていると、シルエット的にはゴイサギでしたね。かわいいね
パンフレットは映画の場面いくつかを切り取った絵がでかでかと載せてあるのがメインで、文字は多くなかったけど、十分伝わってきた気がした。出会えてよかった