一人で見るのと違った面白さがあって良かったです〜 地味に気づいてなかったところにも気づけたり

視覚的に怖いシーンもありつつ、全体的に明るくて綺麗で興味深い雰囲気だし(異文化的な意味で)、村人たちにとっては前向きさに溢れた映画だよね…

血の表現も全体的にマットというか、周りのパステルカラーに馴染んでる感じで グロいんだけど綺麗さを保ったグロさという感じがする

(でも一人で見るともっとハラハラしてそんなふうに感じる気持ちの余裕なかった気もするので、やっぱりこういう機会はありがたい…)

ミッドサマーネタバレ感想 

・↑にも書いたけど見ていて色がきれいだなぁという感想がとめどなく出てきた…例えば老人二人が身投げするシーン、淡い空の色、白っぽい岩山に現れる落ち着いた青色の服を着た人たち、ルーンの刻まれた少し暗い色の岩、文字の上につけられる少し彩度が低い手形の血の赤、きれいな色の組み合わせだなぁ…と思って。落下して損壊した/された遺体も、色合いの印象は変わらずきれいだし

・主に前半 ダニーが対人関係で苦しそうにする素振り、わかる…以外の感想がない
正直わかりたくないが わかる…

・これまで怖いと思ってたの、ジョシュが殴られて床に横たわり、うめき声を上げている(それをマークの皮を被った何者かが見てる)シーンだったんだけど今回はあまり怖くなかったな。マークの皮の見た目よりジョシュのうめき声が怖かった。脳に致命的なダメージを受けて助からないんだな…と感じるような声だったから
なんで今回はあまり怖くなかったんだろうね。チャットを見ながらだったからかな?(聴覚より視覚にリソースが割かれていたから?)

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ミッドサマーネタバレ感想 

・ラスト、生贄たちが燃やされている建物の前で、花に飾られたナメクジのような(裾の長いドレスと王冠の組み合わせがそう見える)ダニーのよたよたと蠢くような動きとそこからの展開が好き。主観的には、ついに村の腕に抱かれて幸せを得た&外部から見ると、村の因習に絡め取られて自由に動けずただ表面的に美しく飾り立てられているばかり…という両面があるように思える。
ハッピーさと邪悪さが混在してるように見えて好き

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フィクションで、キャラクターが自分の価値観に素直に従って/こだわりをもって行動し、その結果、他キャラクターが害を受けたり死んだり、本人が自滅したりするのが好きなので ホルガ村(共同体)のやりようというのも まぁ構成員が幸せなら…となるんだけど、共同体(一枚岩ではないかもしれない)だから、村人の中にもおかしいと感じる者が出てくるんじゃないのとか…

よそ者や生贄になる者とのやり取りで見え隠れする冷酷さや悪意を見ると、離反者が出てきたときの対処 すごく手慣れてそうだし、声を上げるものから優先して処理しそう(ド偏見です)

ミッドサマーネタバレ感想 

これが家族と思うと 現実の身近にある悲惨さと繋がって見えて、ため息が出てくるな…
(外から見たら幸せそうな家族に見える、本人も自覚を持てない/言語化できない苦しみは容易に見過ごされるし理解されづらいだろうな… という連想です。家族内部の問題って第三者は踏み込むの難しいよね…)

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