辺野古はかなり罪深い存在となってしまった。沖縄のことなどたいして考えてもいない人生を送ってきたであろう「普通の日本人」が「救世主」となれるステージとして辺野古を利用する。かなり保守的思想を持っていても「辺野古反対」の一言でチヤホヤされいつからか沖縄人に指図するようになる。やってる感は出したいが、根本解決をしたくない日本人ほど辺野古から離れない。
今のまま完成しない基地を延々と作り続ければ工事関係者だけじゃなく多くの日本人、反差別反権力などのジャーナリストも含め潤い続ける。奇跡的に埋め立てを阻止できても日本人はそれをゴールとし後は知らん振り、民族差別はこれまで通り続く。
物事には順序があるんだ!というのなら日本の一手に遡りまずは琉球「処分」から問い直してこそ「順序」通りでは。
優先順位がある!というのもわかりますが人目をひく派手で豪華な屋根作りから始める大工さんを信用できますか、って話。
嘘っぱちの「国防」という土台を沖縄人に負担させ、その上で俺が俺がとヒロイズムに溺れた日本人が屋根作りに没頭している。重いわ。
沖縄というステージなのに、名前を売ってキャリアを積んで出世するのは日本人で、ウチナーンチュは永遠のエキストラだよ。