BT
私も沖縄関連のカウンターで「歴史を学べ」「理解しろ」「互いを知ろう」などの「学び」に焦点をあてるやり方はよくないと思う。
沖縄の場合加害性の強い日本人が琉球・沖縄の歴史を教えたりという場面も増えてきて、余計その思いは強くなる。学ぶならせめて当事者の声を聞いてほしい。
国が差別禁止ではなく理解増進で濁したがるのは、教える側にマジョリティを設置できるうえ、理解や学びに終点がないことを知っているからだろう。差別を解消したくないという表明とも言える。
確かに「知らない」はよくないけど、国の与える嘘を垂れ流すメディアしかない「本土」の人が沖縄のことを知らないのは当然だと思っているし、それを責めているつもりはない。知ったあとどう振舞うのか、植民地主義と向き合えるのかを常に問うている。その上で私が批判しているのは、謙虚さのかけらもなく驕り高ぶるヤマト民族です。
沖縄人は、日本人をちゃんと批判できる教育を一切受けられなかった。それは我々が弱いのではなく、人権そのものを奪われていたからだ。
マジョリティに足りないのは知識でも理解力でもない。
他者の人権を尊重する。
それが徹底的に欠けている。
決定的の打ちまつがいでした ~