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西欧諸国から「未開」の眼差しを向けられていた日本は、その劣等感を解消するため1903年に大阪で開催された内国勧業博覧会の民間パビリオンとして「人類館」を設置し、日本をアジアの中で最上位と印象付け「未開」から脱却するための装置として利用した。

この反省がないまま差別構造だけが維持され、「7種の土人」として展示されたアイヌ・琉球民族などは今現在も表面的には差別に見えない洗練された差別を受けている。

日本がアジアに対し謝罪や反省をすることはもちろんだが、琉球民族(末裔)として反省すべき点もある。差別から逃れるために更なる差別を作り出しまるで「日本人」かのように振舞った事実を忘れてはいけない。自発的な議論を積極的に行い、繰り返さない誓いをたて誇りを取り戻したい。

「人類館」は沖縄人が日本人への迎合・同化の道を選んでしまった歴史的に大きな分岐点だったように思う。

何度でも繰り返すが沖縄戦は前述した民族差別から派生したジェノサイドである。日本人は他民族への差別を直視し、内在化する植民地主義と向き合う事でしか第二の沖縄戦は防げない。

凄惨な沖縄戦の継承と米軍批判に明け暮れるリベラルが本気で沖縄差別の解消を求めているか疑問視されるのは当然の帰結。

tokyo-np.co.jp/article/296493

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