期待していた人や組織から高確率で差別されてきた、もしくは認識すらしてもらえなかったなどの経験があると今回のヘイト本出版に対しての印象は大きく違うよな、と思う。
トランスヘイトを批判しながらトランスヘイターと同じ理屈で琉球民族の存在を否定し、形質的な「定義」を作り出し存在を疑い、挙句に琉球人は先住民族かの議論が必要と中立ぶる。
私もこれまでと同じくしてトランスヘイトに抗議します。が、他の属性への差別を(多くの人が)無視してきた結果が今の状況を招いている事実も同時に考えてほしい。
いつも切り離される覚悟をしながら連帯しているマイノリティは少なくない。自分たちが受けた差別がすっ飛ばされる抗議のあり方に違和感を感じる人も一定数いるのでは。
ウクライナやパレスチナへの侵略/虐殺行為へ抗議する日本人マジョリティを見ながら、国内植民地である琉球・沖縄にルーツを持つ私は人知れず傷ついているのですよ。