以前被差別部落について当事者の方が主催する講演会があったので参加した。沖縄には「被差別部落」がない。だからこそ「沖縄人が加害者にならないために学んでほしい」というメッセージをもっと強調してほしかったと今更思う。
強制的に日本へと武力併合されてしまったゆえに琉球ルーツは日本特有の差別に対して否が応でも責任が生じる。
琉球国に対する責任を果たさず、その上基地など沖縄の負担は増える一方なのに、責任と義務だけがただただ増してゆく。
リベラルな人から歴史的背景を無視した辛辣な批判を受けたり同胞が叩かれているのを目にするのも多い。
それがとてもしんどい。
昨日の県民大会にはヤマトの特定団体が関わっていた。それを執拗に批判するヤマトリベラルは何を求めているのだろう。県民大会を中止すれば満足するのか。ウチナーンチュが土下座すればいいのか。
ウチナーンチュが何度批判しようと何一つやめようとせず、問いかけには殆ど無視、応答したとしても琉球には触れず「日本人の責任を果たしている」と空虚な言葉を返すだけの日本人。
そもそも県民がなぜ何度も何度も集会を開かなければならないのか。誰がそうさせてきたのか。それを知ってもなお追い込むのか。
あなた方がすべきなのは運動の指摘や批判でなく、運動がいらない沖縄にすることでは。