人口統計学、すごい。
福島県が原発事故で子育て世代の女性が薄くなって、その後、単身男性ばかりが増えているというのもちゃんと論文になってた。(もっと早く知りたかった。)
魔術的な統計手法を駆使した計算結果を見て思うのは、やっぱり、国と福島県の女性を軽んじた(というよりもガン無視した)原発事故後の対応は、完全に下手を打った、ということです。
元々出生可能世代の女性はより多く出ていっているのに、自主避難家賃補助の打ち切りを行うことによって住民票を移し、完全に移住してしまったし、新たには入ってこない。
避難区域の話ではなく、福島市を含めた全県の話ですが、若年女性がこれだけ出ていっている以上、人口減少ペースは今後加速することがあってもゆるむことはないだろうと思います。
もっとも東北被災三県、特に岩手も状況は深刻なので、福島だけとは思いませんが、
ここ2-3年、ずっと気にしていた子育て世代の女性だけ減っている問題、やっとちゃんと書いてある論文見つけて、胸のつかえがとれてすっきりしました。
論文見つけるスキルがもっと高ければ、もっと早く見つけられたのに。(でも、紀要とかだとなかなか気付けないよね。。。引用あまりされてないから。)
岩手の震災後の弱り方も、各種アンケート結果などを見ていてぎょっとしていたのですが、それも人口統計での動き方を見て納得です。
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