福島の再生加速化交付金で福島県が行っている情報発信事業については、福島県のサイトに一覧があります。
これだけでも、何億、何十億という金額がポンポンと事業化されていますが、もはや投げ売り状態で、復興予算がある限り使っちまえ、の勢いの事業の組み方であるとしか思えません。
「風評」という実態が不明なものに対して、アウトカムの設定も曖昧にしたまま、ただの思いつきが予算をつけることが可能になっているので、めちゃくちゃな使い方ができるようになっているのだと思います。
こういう放漫経営がデフォルトになった福島県庁は、復興予算が切れた後に、まともな行政経営ができるとも思えず、またその人材も育っていないでしょうから、内堀さん退任後は、修羅世界が待っていると思います。
この10年、県庁で育ったのは、知事や上役の顔色ばかり伺って、下に対しては圧力を加え、言われたことだけをこなす人ばかりでしょう。
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/11015f/senryaku-kasokuka.html
ここまで県知事が不機嫌になるのを職員たちが恐れているということは、それなりの理由があるはずです。
私は、おそらくモラハラ的な、自分が気に入らないことがあると、人格が変わったように不機嫌になるとか、理詰めで叱責してぐうの音も出ないほど追い込みをかけるとか、懲罰人事があるとか、そういうことが県庁で横行しているのだと推測しています。
県知事のひとりやふたりに嫌われたって、県外に行けばなんてことなく暮らせるんだから、そんなにビビる必要はないですよ。
政治家なんて、選挙に落ちれば、普通のそのへんの「おっちゃん」でしかないんですから。