福島の再生加速化交付金で福島県が行っている情報発信事業については、福島県のサイトに一覧があります。

これだけでも、何億、何十億という金額がポンポンと事業化されていますが、もはや投げ売り状態で、復興予算がある限り使っちまえ、の勢いの事業の組み方であるとしか思えません。

「風評」という実態が不明なものに対して、アウトカムの設定も曖昧にしたまま、ただの思いつきが予算をつけることが可能になっているので、めちゃくちゃな使い方ができるようになっているのだと思います。

こういう放漫経営がデフォルトになった福島県庁は、復興予算が切れた後に、まともな行政経営ができるとも思えず、またその人材も育っていないでしょうから、内堀さん退任後は、修羅世界が待っていると思います。

この10年、県庁で育ったのは、知事や上役の顔色ばかり伺って、下に対しては圧力を加え、言われたことだけをこなす人ばかりでしょう。

pref.fukushima.lg.jp/sec/11015

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福島空港の工事で、県職員が入札価格を事前に業者に漏らして、何人か処分されているのですが、普通であれば、収賄していそうなものなのですが、驚くべきことに、なにももらっていません。

動機は、「工事を予定通りに終わらせたかった」とのことで、要するん、スケジュール通りに進捗しなければならないというプレッシャーが強くかかっていたのだと思います。

決まったことが決まったとおりに進まなければ、内堀県知事が不機嫌になるのをおそれている県庁職員たちは、法律に反してでも円滑に終わらせなくては、と追い込まれる状態になっているのだと推測しています。

「男性主査は、2022年3月、県が入札を行った福島空港の盛土工事で、秘密事項の設計金額を石川町の建設会社に漏らしたなどとして在宅起訴されています。」

福島県職員の懲戒処分は7件目 県発注の工事で設計金額を漏らしたか
news.yahoo.co.jp/articles/72c3

ここまで県知事が不機嫌になるのを職員たちが恐れているということは、それなりの理由があるはずです。

私は、おそらくモラハラ的な、自分が気に入らないことがあると、人格が変わったように不機嫌になるとか、理詰めで叱責してぐうの音も出ないほど追い込みをかけるとか、懲罰人事があるとか、そういうことが県庁で横行しているのだと推測しています。

県知事のひとりやふたりに嫌われたって、県外に行けばなんてことなく暮らせるんだから、そんなにビビる必要はないですよ。
政治家なんて、選挙に落ちれば、普通のそのへんの「おっちゃん」でしかないんですから。

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