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おそらく、ここで決められなかった場合、日本は「原子力発電」という技術そのもののオプションを将来的に失うことになるのだろうと思います。

日本は地震が多く、今後も南海トラフ地震に向けて、西日本を中心に地震が相次ぐだろうこと、そしてなにより南海トラフの本震などを考えれば、原子力発電の安全性がそんなに高いものであるとは私は思っていませんが、一方、現在の再エネの普及状況で、今後の電力をまかなうのに十分なのかというところも確信は持てないところだと思います。

そうしたことを正面から議論しないで、うやむややなし崩しで決めていくから、なにをやっても遺恨と不信だけが残る結果になっているのだろうと思います。

自民党政治を一掃しないとこれは変わらないだろうと思います。

「次世代型原発の建設には環境アセスメントや建設工事に約20年かかるとの目安を示し「時間的な猶予はない」と説明した。」

原発建設「時間猶予ない」 経産省、エネ計画会合で
news.yahoo.co.jp/articles/94ad

ここにも書かれているように、AIのデータセット学習には、非常に多くの電力を消費するため、これまでの電力需要は将来的に減っていくという長期電力需要予測じたいが変わってきています。

気候変動に対する危機感や感度が日本では、気味が悪いほど鈍いですが、電力に対する危機感や感度も同じように鈍いと思います。

電力が盤石でない国は、安定した産業も不可能ですから、国際競争力以前に、競争の舞台に立つことじたいができなくなることになるわけですが。

「私たちの仕事を奪うと懸念されたAIは、むしろ私たちの電力を奪う存在になる可能性の方が高いのかもしれない。」

AIが奪うのは仕事より電力? エヌビディア独走から考える環境負荷
asahi.com/articles/ASS6T1W3PS6

自民党が政権与党を行なっている限り、こうした国家の難所のかじどりは無理だと思います。

菅さんにせよ、麻生さんにせよ、小泉さんにせよ、自民党の有力議員たちはどなたも国益を私益化することしか考えてない、非常に視野の狭い方々ですから。

かといって、野党にできるとも思えませんが、政権が変われば、少なくとも、これまでの膿は出せ、その後の新しいステップが踏み出せやすくなる、という意味でも、政権交代した方が、長期的には日本のためになるのではないでしょうか。

これらも安倍政権時代の膿だと思いますが、これだけボロボロ出てくると言うことは、まだまだいくらでもあるのだと思います。

これだけ蔓延っている以上、それらを残したままだと、不都合な事実を隠蔽しようとする人たちが暗躍するおかしな動きが全体を支配することになりますから、いちど膿を出さない限りは、政府機能の正常化は難しいのではないかと思います。

野党に政権交代能力がない、というのは日本の悲劇ではありますが、それも、これまでの国民の選択なので、今後の混乱はやむを得ないと思います。

在任中、官舎で酒に酔った部下に性的暴行か 逮捕の大阪地検元検事正
asahi.com/articles/ASS6T543LS6

官民ファンド、955億円損失 海外インフラ支援 投資失敗続く 民間出資は2%のみ
digital.asahi.com/articles/DA3

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