舞台応天の門、自分は今のところおおむね満足って感じ。ストーリーは幅広い層にやさしいし、子供を守るし、役者はうまいし、劇場は明治座だし。演出がベーシックすぎるのが物足りないが、嫌なところはない感じ。
演出家が絵巻物を見てるような舞台にしたいって言ってたんだけど、本当にデカい巻物を緞帳がわりにしてそれが観音開きになって舞台が始まるという、そんなにそのまんまのことをやらなくても……と思っているくらいですね物足りないのは。そのほかは座敷とかミニチュアみたい応天門といった中規模な美術が多くて、観客の想像力に期待しない人なのかなあと思う。
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なんなら渋谷の地下で掲示した広告の方がこの感じはうまくやってたと思う。広告が柱にかかるのを利用してその部分だけ赤にして門の柱に見立てたりとか、なんかわたしはそういうセンスが好きみたいだ。
