けっこう好きの話出来たから、貴賤結婚OK話に取り掛かりましょうか(おばけは書き終わりました)
貴族と平民の結婚までの話、気に入られててびっくりしてる笑
書こうかな……?
もしもドーランで平民と貴族が結婚できたら(6年生編)
「君の髪は青空のようで綺麗だよね」
「真っ赤になってどうしたの?恥ずかしい?」
「拗ねた顔も可愛らしいね」
「なんか毎日口説かれるんだけど!?」
皆の王子様が最終学年になった途端、豹変した。入学してから本を貸してくれたり、怪我を治療してくれたり、助けてくれたりと優しかった『あの』王子様が、である。
恋愛小説のように甘い言葉を囁いて、私を翻弄するという悪癖を出してきた。
「ついに本気を出してきたのね」
「もうそろそろ爪痕を残さないと、だもんね」
相談したのに友ときたらこれである。爪痕ってなんだ。
「どうして私を口説き出したのよ、おかしくない?他の女の子ならいざ知らず」
「逆に聞くけどナナリー、ロックマンが他の子口説いてても平気?」
それは相手の勝手ではないかと、一応想像してみた。
「嫌」
「あら?」
…いや待て自分よ。嫌ってなんだ嫌って!そんな我儘娘みたいに!
「時間の問題かしらね」
「でも放っときましょ。変に拗らせたらややこしいもの」
「そうね」
身もだえる私を放置した友人たちは、今日のお茶は美味しいわと窓を見上げていた。
もしもドーランで平民と貴族が結婚できたら(学生時代)
「ヘル、髪に葉っぱがついてるよ」
「ああ、その作家の話は面白いよね。この間新作読んだんだけど、良かったら貸そうか?」
「大丈夫?怪我はない?」
高位貴族の子息なのに平民の私にいつも気にかけてくれて、優しく接してくれる皆の金髪の王子様。
偉ぶったりしないし、こちらを見下したりしない。対等に見てくれるから皆が恋するんだろうな、すごく良い人なのよねって言ったら、ベンジャミンもニケも妙な顔して「彼も大変ね」って言い出しだしたんだけど一体どうしたんだろう?
おけさんの「おおっぴらに愛情表現できるなら」というポストから生まれてしまった妄想でした
くろとろさん鋭い
そうです、お酒が進みます🍶
雑多に好きなものの話しかしない予定。
アイコンはPicrewのミニ猫メーカーで作ったアルちゃんです。