星新一の短編ですごいナンセンスエロのがあって子供の頃読んでなんじゃこりゃと衝撃受けたの覚えてる。
社会がエロを推奨しどんどん刺激的にエスカレートしていくんだけど、それが実はとある病気の人の妄想が現実に影響したもので、そのとある病気は体がまったく動かないけど脳だけは働いているというもの。(今思えばそういう症状の疾患自体は実在するんだよね。妄想が社会に影響するのはフィクションだけど)で、原因を突き止めた(?)主人公がその病気に感染し(感染性らしい)、アルコール依存気味の主人公の妄想が社会に影響して社会が酒浸しになるという結末。
あと、この作品だったか別の短編だったか分からないけど、獣◯の描写を初めて(というか唯一?)読んだのも星さんの本だった。
いや、悪趣味なのは作品自体がそういう読み味なのでいいんだけど、いわゆる閉じ込め症候群の状態を読者としては連想しちゃうからちょっと嫌な感じがする。