ヒュー・ローリーが脚本・監督・出演したドラマ「なぜエヴァンスに頼まなかったのか」を観た。
アガサ・クリスティ原作で、ずいぶん昔に読んでいたけれど、すっかり筋をわすれていたので全く新鮮にミステリーを楽しめた。
ヒュー・ローリーのお気に入りの原作のようで、なるほど、力が入ってる、という感じだった。
とても良かったので、原作も読んでみた。ドラマは、原作を少しだけ改変していておどろおどろしさが増しているけれど、原作の持つ楽しさ、テーマが尊重されていて、稀に見る良いドラマ化ではないかと思う。
クリスティの中で最も好きな作品の一つとなった。
読み終わってみると、善良な登場人物が多かったからかもしれない。
英語原書のkindle版も買って眺めている。
ここは英語だとどんな言い方なのかな、などと気に入ったシーンだけ読んでみるのも楽しい。
#洋書初心者