ジェラール・フィリップ生誕100年ということで、映画祭が行われているらしい。
今回は行けないけれど、1996年、1998年の映画祭を思い出している。
TVで「夜の騎士道」をたまたま見て、(ブリジット・バルドーが出ているとのことで見たんだと思う) 素敵だなと思い、映画祭に行ったり、深夜にTV放映されたいくつかの作品を録画して見たりした。
舞台俳優としても名優らしく、映画の中でも立ち姿が美しい。
「悪魔の美しさ」で、街頭で若さについて演説する場面や、「赤と黒」での、大勢の前で思いを述べる場面で、舞台での彼を想像したりした。
彼を追いかけて、いろいろな監督の映画を楽しめた。
映画の原作も読んでみたりした。「肉体の悪魔」からレイモン・ラディゲを知り、「ドルジェル伯の舞踏会」繋がりで「クレーブの奥方」へと読書が広がった。
西洋チャンバラの元気な騎士や、美しい画家やその他皆とても素敵だったけれど、一番好きなのは、「夜ごとの美女」のドタバタだった。落ち込んでいる時に観て、涙が出るほど笑って、まっいいかと気持ちを切り替えられてありがたかった。
彼の詩の朗読も、Amazon musicやApple musicで出ていて、昔より増えているようだ。探してみようかと思う。
@buhimaman
リプライありがとうございます!
「すべての道はローマへ」観ていませんでしたが、DVDがありますね。私も好きになりそうな感じがします。
あの切ない「肉体の悪魔」のコンビで喜劇なんですね。
演技の幅の広さが素晴らしいですよねぇ。