帝人事件の話に「猿猴捉月図」が
Wikipediaの帝人事件のページに、河井信太郎の事件評で「猿猴捉月図」が。
一生懸命、犯罪の証拠を探す猿なのか。
牧谿も等伯も、猿をふさふさで顔を丸く描いていて、手足が長くて絵としてはかわいい。ぬいぐるみに欲しい。
身を滅ぼすヒトに例えるのは、テナガザルには失礼。
室町から安土桃山時代まで、猿猴捉月が人気のモチーフになったのはなぜなのか。
中国の貴重でユニークな絵だったからか。
身の程知らずな大望をかなえるぞという意気込みだったのか。
本来は仏教的に、どんな煩悩も虚しいということだったのか。
レファレンス協同データベース(管理番号
20197)で「摩訶僧祇律」に記載ありとのこと
https://crd.ndl.go.jp/reference/