芦原妃名子「セクシー田中さん」7巻まで感想
すごく面白い。
「ときめきトゥナイト」を読んで育った世代が、2020年代をベテラン社会人として生き、自分の夢を見つけ、大人の友情や愛情の関係を築いていく。
自分の読んだ中では、谷口菜津子の作品や、カレー沢薫「ひとりでしにたい」、水凪トリ「しあわせは食べて寝て待て」など、大人の女性がどう生きるか勉強になり、共感できる漫画。
ベリーダンス、生で見たことはないが奥が深い。過去に校内暴力を受け、会社でも浮いてる主人公、胸がチクチクする。
女性を困らせる性格の悪そうだった男性キャラも、その背景が掘り下げられ、群像劇として、みんな少しずつ努力して変わっていって大事なものを見つけていくのが良い。
ちょいちょいギャグがあって爆笑。