スティーヴ・フィーヴァー ポストヒューマンSF傑作選 : SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー(山岸真 編、早川書房 2010年)読んでいる。イーガン作品が好きだし、ポストヒューマンものは興味深い。
グレッグ・イーガン「スティーヴ・フィーヴァー」感想 もっと見る
主人公は機械生命なのかな?と冒頭を読んで思った。それはどうなのか、読み進めると分かる。農場、都市へのあこがれ、頼りになる保護者…という成長ドラマの定番設定が、身体や生命の可能性を追及する意思により、奇妙な体験に(でも社会の一部になり、制度が整っているのが面白い)スティーブはやる気満々なのか、それともずっと夢を見ているのか。2020年代のAI技術の状況でも、進捗は変わらないだろうか。
他の収録作も読んだけど、やっぱり、イーガンのスティーヴ・フィーヴァーが面白い。迷惑だけど愛おしい。得体が知れないけど、ユーモアがある。他の収録作は憂うつな気分になる。昔ながらの男女、恋愛、自由、尊厳。遥か未来も人間くさい。10年、20年、30年前の先輩達のSFを読むと、そこから後輩達が多様性に向かっていったのを体感する。
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グレッグ・イーガン「スティーヴ・フィーヴァー」感想
主人公は機械生命なのかな?と冒頭を読んで思った。それはどうなのか、読み進めると分かる。
農場、都市へのあこがれ、頼りになる保護者…という成長ドラマの定番設定が、身体や生命の可能性を追及する意思により、奇妙な体験に(でも社会の一部になり、制度が整っているのが面白い)
スティーブはやる気満々なのか、それともずっと夢を見ているのか。
2020年代のAI技術の状況でも、進捗は変わらないだろうか。