高校の世界史の学年末の思い出
学年末だったと思うけど、授業の時間が余って(もしくは普通の授業には時間が足りないか)、世界史の教師が面白い話をしたのを思い出す。
教師は「ウルウルクウンマラガシュ!」などと叫んだりする、アクの強い中年男性で、地方の進学校の受験世界史の要点を教える職人のイメージだった。
面白い話というのは、ある日の授業の終わりに突然、古代ギリシアの話をし始めて、何かカラスの話もあったけど、忘れられないのは「お父さんは川!」という黒板への大書。ニンフの話だったのかな…。
数十年経った今思い返すと、現代日本で教わる世界史は欧米中心で、その源流は古代ギリシア世界にある、ということだったのかもしれない。
世界史、現代からと古代からどちらの順で学ぶか問題があるけど、世界中の紛争や自国周辺の関係の悪さ、その原因は近代のどこから始まり、どこが問題なのか、分かっておきたかった(文科省の教育課程で扱いづらいなら、それぞれで学ぶしかない)