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My fffでアリス・ディオップ『私たち』、池の浮島を介して在りし日の父を映したホームビデオに切り替わるところで少し怖くなったのだが今はいないあるいはこれからいなくなる人たちの痕跡はホラー映画が撮る恐怖と近いからなのかもしれない。最近見たばかりだからか『クイーン・オブ・ダイアモンド』のカードテーブルを思い出した。機械的に繰り返すディーラーの動作とテーブルに海の漂着物のように来てはまたどこかに消える客たち。日本語字幕はないけどMUBIにもあるのでまたみよう。しかし早くみないとな。この緊張感がいいのかもしれない。アイヴォリーのボストニアンズが来てた。

ミサで朗読されるルイ16世の手紙に涙ぐむ人々も古めかしい狩猟服にラッパ装備で鹿狩りに赴く人々もデジタルカメラで日々を残すように「伝統」に組み込まれることで痕跡を残そうとするのだろう。

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