ルックバック見てきた
映像は素晴らしかったし「二人」の物語、「なぜ描くのか」にまつわる物語としても感じる部分があり良かった

…が、それ以外にポジティブでない意味で思うところは個人的にまあまあ存在するので……なんか、評価していい作品なのだろうか?という気持ちは、ある

ルックバック見てきた(ネタバレ込み) 

終盤の京本が漫画を読んでくれているシーンが映っている間いかにも感動的な音楽がずっと鳴り続けており、冷めたとこはあった

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ルックバック見てきた(ネタバレ込み) 

犯人の男の言い分って、初稿のセリフはまあ最悪だったんだけど、改訂された後のセリフもどうなんだろうと思った。

「この間展示されてた絵、俺がネットにあげてた絵のアイデアのパクリだろ!?」(大意)と言ってて、確かにマシにはなっているのかもしれない。ある属性に対してではなく個人の資質や認知の歪み、あるいは(想像を逞しくすれば)描き続けている人とそうではなかった人と捉えられるようにはなってると思う。

…が、結局脳裏にこれがどんな事件に影響を受けて描かれたのか、いつに公開したのか、最初にどういう犯人像にしたのか、という記憶があると、犯人の「自分のことに繋げて捉えて、怒り凶行に走る」という要素が想像させるものに苦い顔をせずにはいられない。私だけかもしれないけど

ルックバック見てきた(ネタバレ込み) 

思い返し考えるほどに、明言はしないけど事件の日に公開したこととか、最初の描かれ方とか、作者や編集部への不信の方が鮮明に蘇ってくる

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