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オタクへの愚痴 

『左右固定』っていっている人らにアドリアン・イングリッシュシリーズ全6巻を読ませてえと常々思っているぜ

アドリアン・イングリッシュシリーズの最終巻までのネタバレありの話 

アドリアン・イングリッシュシリーズって10年くらい前に始まったシリーズなので現在から見るとちょっと古い価値観に感じる部分もあるかもしれないんだけど、要は「クローゼットゲイで女性と婚約しながら警察という保守的組織に勤める男」と「オープンリーゲイの作家」のM/Mロマンスなんですね。
警察の男は”男らしい男”/作家の男は”ちょっとなよっとしている男”というキャラクター像で、作中ずっと警察の男がタチ/作家の男がネコをやってるんですけど、最終巻でそれが反転するんですよ。この反転に至るまで彼らはどういう背景と経験を持った二人なのかということが語られており、それゆえ反転のシーンのカタルシスと感動があるんですが、この本を読んでまだお前は左右固定とか言ってられんのかい?みたいな多少暴力的な気持ちがありますよ、私は…

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