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読み終わり~~。マリアーナ・エンリケス「寝煙草の危険」
スパニッシュホラーシリーズの2冊目。初めてのエンリケスになる、気がする。たぶん。(アンソロジーとかの短編集で見かけていたら初めてではないかも。)
幽霊たちや理不尽が身近にある人物達のお話だった。わたしがそれらに親近感を抱くのはやっぱり社会的には弱者に近い立場だからなんだろうか。
「わたしたちが死者と話していたとき」のあの川端康成も書いていそうなぞわぞわとした雰囲気と、人間の観察と、幸せになりそうでならないお話。破滅と幸せが紙一重で未来にあってフラフラ揺れながら生きている人間たちのお話だった。
おもしろかった~~。いろんな本を読みたい、

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