昨夜遅く夫婦で都心から郊外のうちに帰る途中のこと。都内の道路はやたらとあちこちで工事をしていて、運転していた妻も少しイラついて、「年度末の予算消化っていう時期でもないしどういうこと?」なんて言いうので、「さあ、急にあちこちでメタンガスでも出始めたかな」とかついでに維新disなんかを挟みつつどうでもいい話をしていたらようやく区部を抜けうちが近づいてきた。
角を曲がって細い片側1車線の道に入ったところで、また工事。工事部分を回避するため慎重に反対側車線にでながら、妻が「デザート食べたい」と言った。
デザート?どういうこと?急に何の脈絡で?と思って頭を巡らした挙句、これは何か、夜も遅いし疲れてるし頭にパッと駄洒落が浮かんだのをついついボケとして口にしてしまったのだろうと思い立ってこう返した。
「コージーコーナー??」
「はあっ?何言ってんの」「いや、工事とコージーコーナーかけたのかなあと思って、デザートだけに」「そんなしょうもないこと言いませんって」「あ、そうだったの」となり、自分がしょうもない駄洒落を言ったかのような流れになり、「デザート食べたい」の脈絡もわからないままだった。人は確かになんの脈絡もなくデザートを食べたくなるとはいえ。