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『愛怨峡』(1937, 溝口健二)

旅館の跡取り息子と恋仲になるもその優柔不断さに泣かされるばかりだったヒロインが段々強く逞しく図太くなっていくところが素晴らしい、面白い。旅館の主人である父親に言われるまま従うだけで少しも成長する様子を見せない男と対照的。
ヒロインをサポートする相手役の男も登場するけど、あくまでヒロインの自立していく姿が主軸になっていてよい。
溝口らしい大胆なカメラワークや思いがけないアクションもあって、やっぱり溝口健二は最高だわ、って思う。


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