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連載「映画は世界を映してる」第二回は、『パラダイス・ナウ』(ハニ・アブ・アサド監督、2005)を取り上げています。
forbesjapan.com/articles/detai
パレスチナの二人の若者が対イスラエルの自爆テロ要員に選ばれてからのまる二日を、彼らの日常を交えて描いた秀作。
テロリストには狂信的な人間像が当てはめられがちですが、ここでは普通の生活者である彼らの日常の延長線上に、テロという政治行動が位置付けられていることがだんだんわかってきます。同じパレスチナ人の自爆テロへの疑問や、彼ら自身の迷いも繊細に描かれます。
途中からの何とも意外な展開については書いています(普通の作品紹介でも大体明かされている)が、具体的な結末には触れてません。是非お読み下さい!

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