日本ではなんでテレビタレントが政治を語って世論を誘導するのか、という冒頭で本を出した人間としては、今日起こっていることというのは、自分で予見したことなので驚きがない。
そして、今回兵庫で起こったことは、空中戦ではインターネットとクチコミで展開されたチェッカーズスピーチみたいなもので、地上戦では地道な動員がかけられていたわけで、ある意味では新しくない。
フィルターバブルでもサイバーカスケードでもサイロでも蛸壺でも言い方はなんでもいいけれど、自分たちに都合がいいものの見方をしつづけてるだけだと、推したいひとを当選させることができない、ということをちゃんと考えるべきでないか、と思うのだけれど。
自分たちの敗因を、自分たちに耳障りのよい仮説で埋め合わせるしかしていない限り、勝てっこない。煎じ詰めるとカモられるやつは何故カモられるのかという話で、とんでもない新技術とか、そういう話でも、なんでもない。
わたしが言いたいのは、次回の兵庫知事選や県議会選挙、それから来年の参議院選挙のことを、考えもせず、ああでもないこうでもないと駄弁りたいひとがたくさんいる現実は、他人事じゃないとすると面倒このうえないし、そんな駄弁りたいひとたちを置き去りにして暦は進み、また選挙の季節になるということである。スケジュール管理もできない駄弁りたいやつ。うおおと思わないのか。
From: @ohmitakaharu
https://fedibird.com/@ohmitakaharu/113503739055679113 [参照]