Fedibirdには、ドメインタイムラインという機能があります。
MastodonやMisskeyなどのサーバは、そのサーバのユーザーが投稿したデータだけでなく、リモートサーバから受け取った投稿データもキャッシュ(一時的に記録)しています。
これを、特定のドメイン(サーバ)の公開投稿だけ抜き出して表示するタイムラインが、ドメインタイムラインです。
新着投稿もストリーミングされタイムラインの先頭にリアルタイム追加されるので、まるで、そのサーバのローカルタイムラインを覗いているような状態になります。
ただし、すべてのローカルタイムラインの内容ではなく、fedibird.comが受け取っているものだけとなります。
通常は、fedibird.comのユーザーがフォローしているユーザーの投稿だけが配送されてくるので、それが表示されます。フォローされていないユーザーの投稿は流れません。
fedibird.comと同じ連合リレーに参加しているサーバの場合、完全なローカルタイムラインに近い内容になります。
ちなみにfedibird.comの全文検索機能では、ドメイン指定もできます。
domain:misskey.io 生体サーバー
こんな感じですね!
こちらは検索を許可しているユーザーしか表示されませんが、フォローしているユーザーについては未収載やフォロワー限定の投稿も対象になります。
検索ワードを省略してドメインだけ指定すれば、ドメインタイムラインと似たような……違うような……内容になります。
なお、Misskeyの場合、検索許可を設定するポリシーがなく、デフォルトで検索許可されているため、基本的に全員が検索対象になります。
(プロフィール説明文に特定の表記を追加することで検索許可範囲を変更することもできます)
@noellabo ダジャレを検出しました(検出ワード: フォロー)
このドメインタイムラインのメリットは、キャッシュを参照しているので、対象サーバがメンテナンスに入っている時でも、閉鎖された場合でも、キャッシュに記録されているものは閲覧できるということです。
普段使っているサーバにつながらないとき、fedibird.comのドメインタイムラインで確認すると、停止する直前までの投稿を受け取っていますので、その時の様子がわかります。
「調子おかしい?」などの発言がたくさんあれば、不調で落ちたのかもしれません。
「〇時からメンテ入ります」「これから止めます〜」などのアナウンスが最後に記録されているかもしれません。
サーバが不調でもリモートにだけはスムースに配送されている場合があり、オリジナルのサーバ上では閲覧困難でも、こちらでは普通にリアルタイムにみえていることもあります。
ちょっと覚えておくと、いざという時に役に立つかもしれません。