Mastodonを運用する上で、遅延を一切発生させない環境を整えることもできるし、混雑時にある程度の遅延が発生することを織り込んで通常時に快適な範囲に留めることもできます。
遅延させないつもりなら、非常時に処理能力を高められる仕組みにするか、普段から処理能力を高くしておけばいいのですが、いずれにしても余裕をもって予算投入する必要があります。
ですが、お金がたくさんかかりますので、fedibird.comではこの方針をとることはできません。
そこで、遅延を許容し、予算規模を拡大せずに乗り切る方針で臨んでいます。
結果として今回は、過去の実績やあらかじめ予想した遅延時間に対し、少ない遅延と短い時間での回復となりました。
遅延が発生したのはdefaultキューだけで、他のキューはほぼ遅延なく流すことができましたので、defaultキューの処理を省略したり効率化する方法を考えようという方向性が確認できました。
ご協力いただきありがとうございました。