Mastodonサーバの選び方について
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Mastodonは分散SNSとして設計されており、うまく分散したときにその強みを発揮します。
これまで皆さんは、もっとも有名で、人気があり、人がたくさんいるサービスを選択するのが良い選択だと考えてきたと思います。
Mastodonではこれは必ずしもあてはまりません。むしろ、そういったサーバの利用は避けて、中規模のサーバ、あるいはより小規模なサーバや、自分だけのサーバを選択する方が良いケースがたくさんあります。
Mastodonのサーバは利用者が多いほど維持に多くの努力とお金がかかるにもかかわらず、お金が儲かる仕組みにはなっていないため、バランスが悪くなっていくためです。
大きくなりすぎて様々な弊害を生んでいるTwitterのような大規模サービスの問題を解決するために、それをより小さく分割し、小さく管理することが、Mastodonの出した答えなのです。
みなさん、mastodon.socialの動作が遅くてもがっかりしないでください。もっと快適に動作する、中規模のサーバに引っ越しすることで解決します!
(英語圏向け投稿の原文) [参照]
@sondecascade 一般的な話ということでお話ししますと、
小規模なサーバは2GBメモリー・CPU 2つほどのVPSから4GBメモリー・CPU 3つのVPSぐらい、
fedibird.comぐらいの中規模になると、32GBメモリーのCPU 6コア12スレッドのベアメタルサーバを中心に、フロントや控え、検索サーバやメディア用など複数台構成でだいたい5台かな、そのぐらいのスペックで動かしています。
@noellabo なるほど、小規模ですと専用サーバーの一番おやすめより少し良いぐらいのスペックですね。私はgcloudとazureしか仕事で使ったことないですが…。
なんだかこれからマストドンが徐々にアーリーアダプターに流行りそうですね。