@puche@freespeech.gaac2.com @w@freespeech.gaac2.com Mastodonを使ったガーシー2にしてもそうなんですが、分散型の強みを生かす使い方ではなく、従来型の中央集権的な仕組みで使おうとすると、資本の壁(メッチャ金かけるしか既存プラットフォームに近づけない)であったり、ガバナンスやリスクの問題がより深刻になったりするので、どうせなら分散の強みを生かした使い方をした方が良いと個人的には思います。
PeerTubeで強い配信を実現するには、まずもちろんアップロード起点となるメインのサーバが必要ですが、これのミラーとなるPeerTubeサーバを複数立てます。ミラーからメインサーバをフォローすると、動画が自動的に複製されていきます。ミラーでは冗長性の設定を行い、配信時にミラーサーバが協力するようにすると、視聴者がメインサーバから動画を再生しても、複数のサーバに負荷分散されます。ポイントは、ひとつひとつの配信サーバを設置場所を変えてリスク回避しながら、ローコストで運営することです。どれか一つでも生きていれば、コンテンツはそこに残ります。
配信時に配信を受けているユーザー同士でP2Pする仕組みは、さらにその上で動作します。
@puche@freespeech.gaac2.com @w@freespeech.gaac2.com ま、15時には連合も切れますので、あとはみなさんでやっていただくしかないところです。
連合を切るのは、安心して発言する場を作るには良い選択だと思いますが、もう外部有識者は参加してきません。可能性も閉ざすことになります。今後ユーザーも、一つのサーバがダウンするだけで場を失ってしまうことになります。
分散型の強みを生かすなら、ユーザーはマストドンの世界(Fediverseといいます)に遍在させ、どこに逃げても生き延びられるようにします。また配信側も、どこに逃げてもつながり合えるようにします。一つところに集まれば、一蓮托生です。コストの問題も、それぞれが小さなコスト負担をするだけで、全体として大きな力になるようにして解決します。それが、マストドンの分散SNSの仕組みです。
まあ、なかなか今やろうとしていることとかみ合わせが悪く、そういう方向には舵が切れないかと思いますが、参考まで。
@puche@freespeech.gaac2.com @w@freespeech.gaac2.com 配信時のP2Pは、WebTorrentという仕組みを使っています。
配信元のサーバが、受信者のうちWebTorrentに参加している利用者(ピア)のリアルタイムの名簿を持っていて、配信元のサーバとピアのどこにアクセスしてもデータを受け取れるようにします。
ストリーミング再生は、小間切れにしたデータを順次受け取って再生するので、その小間切れのデータをシェアすればいいのです。
こうすると、同時視聴者がたくさんいれば、配信元のサーバにはほとんどアクセスがいかず、みんなで配信データをシェアしあう形になるため、配信サーバにあまりパワーがなくてもスムースな再生ができます。
同時視聴者が多い場合に機能する仕組みです。