低軌道衛星群「FireSat」が 5m四方の火災を正確に検出(Google) – Nobuyuki Kokai
気候変動により世界的に気温が高く乾燥しているため森林火災が頻繁に発生、温暖化に拍車をかけ悪循環となっています。これまで低解像度の衛星画像で1日に数回しか更新されないため、山火事がサッカー場よりも大きくなるまで発見するのが困難でした。Google ResearcはEDFとMuon Spaceと提携して、小規模な火災をより正確に検知、追跡できるカスタム赤外線センサーと、AIを採用した衛星群「FireSat」を開発しました。地球上の 5x5m 区画について20分ごとに更新される高解像度の衛星画像を比較し、場所の特性や天候の要素も組み合わせて火災があるかどうかを判断します。