日本最古の私設アイヌ資料館「川村カ子トアイヌ記念館」
川村カ子トアイヌ記念館は、旧近文コタン内に設立された、アイヌ文化の正しい伝承を目的とした私設の資料館です。1916年(大正5年)に上川アイヌの首長川村イタキシロマが自宅を公開する形で「アイヌ博物館」を開設、子息川村カ子トが測量の仕事で得た私財で展示資料を拡充して、「川村カ子トアイヌ記念館」に発展させました。現在の本館は1965年に建設したもので老朽化が進んでいるため、旭川市が国から交付金を受けて新館を隣に建設することになり、2023年夏頃のオープンを予定しています。