ポストが上に行けば行くほど、仕事をできない人間が幅を効かせている問題。
上に行けば行くほど…ではないけど、実際そういう人間は実在はする。仕事ができない/しないはある意味そうなんだけど、こういう人々はヒエラルキーの上を向いて仕事をする人々であって、自分より下の立場の人間がやることと、当人が認識していることは、どんな状況であってもやらない。
なので、当人としては仕事はしているんだよね。上の人に対して。手を動かしたり、実際に動き回ったりするのは自分の仕事ではないと線を引いている。
立場が上の人が、実務にしっかりと関与するということは大事ではあるけれども、上司部下で構成されるヒエラルキーは、組織体としての分業でしかないので、何でもかんでもやるというのはあまりいいとは思わない。
そのポジションにはそのポジションとして、やる仕事があるはずだし、実務そのものを本人が手を動かしてなくても、その内容や進み具合、問題点を把握し、スムーズに進める為に自分のポジションでできることをするものじゃないかなあ。
秘書に丸投げはアレだけど、秘書がやることは秘書がやるべきだと思うんだよね。