海に眠るダイヤモンド7話 

エグいな〜。炭鉱長の判断、人命を優先することは使用者としてかなりまっとうで、しかし労働者にとって廃坑は生活の糧や誇りを無くすという話なんだよね。そして炭鉱長は上層部の「様子見」という判断を放棄し利益を損失させたことになり、立場が厳しくなるという。
炭鉱夫の島である端島をアイデンティティの核としていた鉄平が自らの手で炭鉱を止めるのも、炭鉱夫である進平がその炭鉱とともに海に沈もうとしているのもかなりエグい〜になってる。

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海に眠るダイヤモンドの話 

しかし労組の話(5話)、出てきたけどちょっと労組の影が薄くて、労働者個人のプライドの話(それはそれで大事なんだけれども)に終始してしまってる気がして、なんなら賢将に対する態度によって印象があんまり良くない感じに描かれてる(ヤクザが入り込んでたので仕方ない部分もあるけど、もうちょい階級闘争的な意味合いも持たせられたはず)の、なんだかな〜という気持ちもある。てか放棄の判断は緊急でもあったしそこは仕方ないにしろ、最初の火災から3日あったわけでその間に今後についてちょっとは労使交渉くらいしないです? 労災だから補償とかの話もしなきゃだし。まあ放棄が決まったあとここからどう動くか次第かな……。

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