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ことし3月放映の番組で録画してあったのを今頃になって観た。
「1F地域塾」という学習会での
《デブリを取り出すのもなんかやっぱり頓挫しちゃいましたみたいなことが起きるんじゃないかな、みたいな不安がある》
という若者の予言が早くも現実になりつつある…

NHKスペシャル
廃炉への道2024 瀬戸際の計画 未来はどこに
nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3

それに応える東電職員の「廃炉が目的ではなくて地域の安心安全のための廃炉」という言葉も、邪推するなら「実際には廃炉がうまくいかなくても言いくるめればOK」なのか、と聞こえなくもない。

原子力規制庁職員の
《ロードマップって事故後つくったんですけど、あのとき根拠があって30~40年ってつくっているわけじゃない》
《まず(目標として)頑張ろうよというものだと思っていて》
これも開き直りみたいで腹立たしい。
番組の中でスリーマイル島原発事故の廃炉の歴史も紹介されており、30~40年という数字はあの事故を参考に出されたものだったようだが、同原発の場合は事故後11年だかでデブリ取り出しを完了したそうで、すでに全くペースが異なっている。

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