それに応える東電職員の「廃炉が目的ではなくて地域の安心安全のための廃炉」という言葉も、邪推するなら「実際には廃炉がうまくいかなくても言いくるめればOK」なのか、と聞こえなくもない。
原子力規制庁職員の
《ロードマップって事故後つくったんですけど、あのとき根拠があって30~40年ってつくっているわけじゃない》
《まず(目標として)頑張ろうよというものだと思っていて》
これも開き直りみたいで腹立たしい。
番組の中でスリーマイル島原発事故の廃炉の歴史も紹介されており、30~40年という数字はあの事故を参考に出されたものだったようだが、同原発の場合は事故後11年だかでデブリ取り出しを完了したそうで、すでに全くペースが異なっている。