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石川啄木の『はなたれし女のごとく、/わが妻の振舞ふるまふ日なり。/ダリヤを見入る。』が鮮やかで、とても好きなんだ。
この歌を解釈するには、明治晩年の「はなたれし女」がどういう存在だったのか、啄木がそれをどう見てたのかの理解が必要となるとは思うのですが、そんなのなくても生き生きと活写されていて、いい歌ですよね。
少なくとも、当時中学生だったわたしは、この歌の鮮やかさと生命力に目を奪われたんだ。

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